2024年第1回定例会で一般質問行いました。
2024年度の千葉市の一般会計予算は5094億円で過去最大の予算となっています。特別会計と合わせた総額は9531億5500万円です。主な施策としては、子ども医療費助成の拡大や児童手当の拡充、公立保育所の3歳以上児の主食提供、新児童相談所の整備、学校体育館のエアコン整備など幅広い子育て世帯への支援を行います。健康・福祉の分野では、新病院の整備、特別養護老人ホームの整備が進められ、持続的な公共交通ネットワークの形成として、路線バスやタクシー事業者の運転手確保のための支援制度やバス路線を維持するための運行経費支援などを行います。災害対応体制の強化として、防災備蓄倉庫の整備や避難所運営委員会の活動支援、消防防災ヘリコプターの機体更新などを行います。そのほか、脱炭素社会実現に向けた取り組みや物価高騰対策、公共施設の老朽化への対応などを図る予算となっています。
日本共産党市議団は市長が提案した千葉駅周辺の活性化推進や千葉公園の再整備など不要不急の大型開発、企業誘致優先の予算ではなく、物価高騰対策や公共交通の維持確保、防災等に予算を振り向け住民福祉の増進が図れるようにすべきと予算の組み換え動議を提出しましたが、否決されました。
一般質問の主な質問を紹介します
- 保育所の災害対応について
Q民間の保育施設にはビルの5階に設置されているものがあり、災害時に階段を使って3歳未満児を避難させるのは困難であるため、3歳未満児の配置基準を引き上げるべきではないか。
A現在の3歳未満児の配置基準で安全に避難させる対応ができると考えている。
- 公立保育所の3歳以上児の主食提供について
Q主食費1,000円の徴収はやめて市が負担すべきではないか。
A現在家庭から主食を持参しているので、保護者に応分の負担をお願いする。
- 市営住宅の空き家分の共益費負担について
Q市営住宅の空き家分の共益費負担は市が行うべきではないか。
A市営住宅の共益費は入居者が負担するものと考えている。市の都合で長期間募集を停止している空き家については、平成29年度より市が負担している。