初美のつぶやき

いわさき ちひろの生家を訪ねて

    8月8日がいわさきちひろ没後50年だと知り、福井県越前市武生にある「ちひろが生まれた家」記念館を訪ねました。記念館と言っても普通の大正時代の古民家で、2階に東京のアトリエを再現した部屋とギャラリーがあるこじんまりしたものです。作品の解説を読みながらじっくり鑑賞していたら「子どもたちのために平和を守って」というちひろのメッセージが伝わってきました。

    別館の2階ではビデオ上映がされており、その中でちひろが共産党の演説会に行き話に共感して共産党員になったと紹介されていました。一旦は画家になる夢を諦めて親が勧める結婚をしたちひろが、結婚が破綻をして自分の生き方を見つめ直している時に反戦平和、民主主義、人権尊重を掲げる共産党と出会って新しい生き方を決意したのでしょう。

    日本でも世界でも平和な社会にするために、今こそ憲法9条を活かす政治に切り替える時です。

    ガザでは4万人を超える死者が出ています。こころが痛みます。「一刻も早い平和的解決の声」をみなさんと一緒にあげていきたいと強く思いました。