昨年12月、日本被団協がノーベル平和賞を受賞し、共同代表の田中氏が授賞式でスピーチを行いました。淡々とした語り口の中にも核兵器は非人道的な兵器であり、2度と使われてはならない、世界中から核兵器をなくさなければならないという熱い思いが伝わってきました。唯一の被爆国である日本が核兵器の惨禍を訴える先頭に立ち、核廃絶を進めていくべきです。
ところが、石破政権は核抑止という考えに凝り固まっています。しかし、ロシアが核の使用で威嚇しているように核を持っていれば使いたくなるのであり、もしまた使われれば人類の命も地球環境も守れないのは明らかです。
核兵器禁止条約に署名・批准できる政府を作っていくチャンスが今年の参議院選挙です。参議院でも自公を過半数割れに追い込んで核兵器廃絶に本気で取り組む政府をつくるため、力を合わせていきましょう。